私の母は4人家族にもかかわらず、いつも人数分以上のご飯を炊いては余らせてました。冷蔵庫には余りごはんで占領。私は絶対に母のようなご飯の炊き方はすまいと決めてました。でも結婚後やっぱり余る時はありましたが、そこで思い付いた残りご飯の活用法は「焼きおにぎり」です。

煮物の代表的なものは何といっても「いものにころがし」。私の「おふくろの味」です。昔からよく食卓にあがってたこのいものにころがしは母に教わっただけでなく、自分で煮物専用の本を買って自力でも作るようになりました。私の子供たちもにころがしは大好きです。

24歳の時、婚約・結婚した私。結婚半年前の時期に私は母から和食の作り方の数々を教えてもらいました。和食の作り方って味付けが難しく、特に醤油を使うと辛すぎても薄すぎてもいけないのです。本当に味加減が難しくて何度も失敗しました。料理は失敗してこそ上達していきます。

自己流あり合わせ料理のもう1つはラーメンとご飯とねぎ、卵を混ぜて麺を柔らかく煮る「ラーメン雑炊卵味」。でも当時子供だった私には量が多くても全部食べ切ってました。友人たちには「変わってるね。」と言われる始末。夕飯兼夜食でもあり、今では子供のたわごとの思い出です。