母に中学生の頃から「花嫁修業」の形で躾けられた内容とは

前置きになりますが、私が料理を作ることに初めて出会ったのは小学校の家庭科の授業での調理実習でした。調理内容は「ゆで卵」と「ほうれん草のバター焼き」でした。当時小学生だった私は家からエプロンを持ってきて班に分かれて男子・女子同時の参加でこの2つの献立を作りました。小学校5年生の時でした。担任の先生は男性でY先生といいましたが、この先生男性の割にとても料理や裁縫が上手な先生だったのです!今の時代じゃ女性顔負けですね。

5年生だった私たちはY先生の指導のもと、初めての調理実習にワクワクしてました。ゆで卵では水から茹でること、ほうれん草はゆですぎはよくないこと、それは何故?理由は熱湯によりほうれん草に含まれた大切なビタミンBが抜けてしまうからということで覚えました。懐かしい思い出です。

さて前置きが終わったところで私が母から「花嫁修業」的な躾をされるようになったのは中学生になってからでした。弁当を持つことになったのがきっかけで、まず料理を覚える前には必ず持って行った弁当箱は自分で毎日洗うことから始まりました。

母は私と妹の女の子ばかり2人を育ててきた影響もあるのか、男の子みたいにあぐらをかくことにはよく怒られました。「あぐらをかくとは何事だ!行儀が悪い!」と。

初めて母から教えてもらった料理は基礎的な「味噌汁」から。具の種類はネギ、豆腐、ワカメ、だしを取るためにはにぼしを使うことなど色々話しながら作って教わりました。さすがの母も最初から難しいことを教えることはせず、日常的なこと、誰でも作れるような料理を徐々に教えるようになりました。この時はまだありあわせで夕食を作るところまではいきませんでした。

次はカレーでした。カレーは子供のころから大好きで、今でもよく作りますが、最初の頃は肉、じゃがいも、ニンジンの切り方が意外と私にとっては出来なくて、母から「あんたって手先が小さいころから本当に不器用ね。」と言われ続けてきました。失敗した時はジャガイモが小さい玉になっていたり、ニンジンがハチャメチャ状態。肉も何だか不揃いで切れてしまいました。(汗)でもまだ最初だから仕方ありませんでした。

水を多く入れたがためにしゃびしゃびのカレー。スープ状になっていました。その時の母の呆れ顔。いかにもまあしゃあないか~って表情でした。初めて作った私のカレーはスープカレー状態でした。雑炊に近いカレーライスでもありました。見事に失敗でした!

味噌汁にしても味噌の味具合の仕方が分からなくて、濃かったり、薄かったりの連続。またまた母は呆れていました。そして母は「あんたはいつかは将来お嫁に行く時が来るんだから早く家事を覚えてほしいね。」と話してました。「味噌汁」は味付けを徹底的にしごかれました。何度も練習しても私は味付けが上手くいかなくて、時には泣いたりしてました。

あ、でも5年生の家庭科で調理実習でやった「ゆで卵」と「ほうれん草のバター焼き」を母に食べてもらおうと思い立ち、作ってみました。ゆで卵はちゃんと中の黄身までゆであがるのに成功、ほうれん草のバター焼きも塩加減がちょうどよく出来上がり、母は「学校でこれだけのことを学ばせてもらって出来るようになったんだから、味噌汁、カレーもどんどん練習すれば必ず上手になる時は来るよ。上手になるためにはまず根気だね!」とよく言われたものです。

それからというもの、毎週日曜日には何か自分で作れる範囲のものをやってほしいと母から言われるようになり、これがいわゆる母流の「花嫁修業」?的な躾が始まりました。でもまだ中学生でしたので、出来ることなんて限られてましたね。

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