私が母の真似をしないでアレンジしてた料理は「野菜炒め」。材料も本当に適当で、普通はサラダ油を使う所ですが、私はバターやマーガリンを使って野菜炒めを作っていました。野菜炒めだけでは物足りませんから、ベーコン、ハム、ウインナーを付け合わせていました。私の定番です!

母は戦中の世代の人間で、食べ物に対しては決して粗末なことはしません。残った料理でいつもあり合わせのものであっても、別の献立に変えることの出来る人でした。今でもそうです。「湯豆腐」「おでん」「すき焼き」に関しては別料理に変えることが得意でした。

20年以上前の話になりますが、私が第1子を妊娠した時悪阻に悩まされて食欲がなくて家事が十分できなかった時、母は御粥、主人は鳥の手羽先の塩焼きをよく作ってくれました。両方とも実に簡単で短時間で必ず在る材料で作ってくれたアイデア料理でした。今は2人に感謝してます!

スーパーに買い物に行き、予め献立が決まってたのに肝心の材料豚肉を忘れてきてしまいました!何という失敗でしょう。でも冷蔵庫を確認して豚のしょうが焼きから焼きそばに急きょ変更しました。在るはずの食材がなくても冷蔵庫の中にあるもので献立急きょ変更できます。