マンネリ化は避けたい!同じ食材でも調理法でぜんぜん違う味に!

毎日毎日献立を考えていて、同じものがクルクルとただ回ってるって気がしませんか?正直私は主婦であっても料理のレパートリーは決して多くはありません。家族に「何が食べたいか」と聞いても「何でもいい」では非常に困ります。後で作ってから「こんなの嫌だ!」だなんて文句を言われたくないからです。

皆さんの献立は如何ですか?マンネリ化してませんか?今回はマンネリ化をさけるための同じ食材で料理法によっては全然違う味にする方法を教えます。

私の場合、マンネリ化を避ける方法としては小学校の給食の献立の様に1週間分とか考えてみるんですが・・やはり上手くいきません。栄養士でもないし。料理の本とか見ながら研究はしますが、「これはこの前やったか」とか「ん~、これは皆が食べてくれるかな?」とか悩みますね。これは皆さんも同じではないでしょうか?

献立のマンネリ化はどうしてもありがちで仕方ないのかもしれません。でもそこで考え抜いて料理するのが主婦の腕の見せ所です。私の場合のマンネリ化の防ぎ方をこれからご紹介します。

例えば毎朝飲んでる味噌汁。具はたいてい決まったものが入ってますよね。豆腐、ネギ、焼鮒、ワカメなど。たまには朝はパン食にしたいと思うこともしばしばあります。では味噌汁は朝だけじゃなくて、夕飯の献立にどう変身させるべきか?これはもう私個人でしたら、「トン汁」です。「トン汁」は「シチュー」の和食系になったようなものです。同じ味噌を使うと言っても具沢山で栄養満点に変えることが出来ます。

私流「トン汁」の作り方をご紹介します。材料は大根、ニンジン、細かくきざんだごぼう、サトイモ、豚肉の薄切り(ロース)、土しょうがなどです。

まず大根、ニンジンはカレー用のように切ります。土しょうがは細かく刻んで切ります。サトイモは小さいサイズ5個くらい用意して切って水に浸してあく抜きします。細かく刻んだごぼうも水に浸しておきます。

それから大鍋に水を入れて沸騰させます。沸騰したら、まず細かく切った土しょうがと豚ロースを入れて暫く煮込みます。豚ロースの色が白く変わったところで今度は大根、ニンジン、ごぼうを入れ、だしを加えます。それから材料が柔らかくなるまで煮込みます。常にガスコンロの火には注意してください。吹きこぼれるといけませんので。

本来「トン汁」にはこんにゃくを入れる例も本来はあるんですが、私はこんにゃくを使うと余計にあくが増えるので使うのは止めています。熱湯で約30分くらい煮込んで野菜類が柔らかくなったら味噌を入れます。量が多いので味加減には注意が必要です。味噌を混ぜながらサトイモも混ぜて今度は20分コトコト弱火で煮込みます。お好みでゆでたまごなんかを入れるのもお勧めです。

サトイモが適度に柔らかくなったら出来上がり!和風シチューの「トン汁」の完成です。冬の寒い日には「トン汁」は美味しいです!豚肉の煮込んだ味がしみて美味しさが倍増しますよ。夕飯に相応しい献立ですね、「トン汁」は。朝飲む味噌汁よりも栄養価値ありです。多めに作りますから、余れば翌朝の味噌汁代わりにもなります!私流のマンネリ化防止献立は味噌汁→トン汁です。同じ味噌を使うには違いありませんが、具の違いによって味がすごく変わるのが分かります!

一方の母のマンネリ化防止献立はカレー、シチューなどを煮込む前に一部鍋からじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、豚肉を適量に取り出し、中型鍋で水を入れて野菜スープを作ります。和食派の母ですから、コンソメよりだしを選んで入れて煮込みます。カレールーを入れる前の野菜スープの出来上がりです。

如何でしたか?マンネリ化は変化可能です。