母から伝授した鳥の胸肉のみそ焼き!その作り方教えます

今回は私の家族全員が大好きな献立「鶏の胸肉のみそ焼き」を作り方をご紹介いたします。我が家は鶏肉がとても好きです。その理由は「鶏肉は豚や牛よりもあっさりしていて消化がよい。」「豚みたいに脂身が無いので、調理がしやすい。」「豚・牛よりも価格が安い。」と言った3つの理由から来ています。

では「鶏の胸肉のみそ焼き」の作り方に入ります。まず材料は鶏の胸肉4人分なら約1キロです。あと土しょうが、赤みそ8グラム、塩、砂糖適量、料理酒大さじ1杯用意してください。

次に使う道具についてです。用意するのは大きめのボール、キッチンペーパー、これは土しょうがを粉々にする時に搾るために使います。あと、蒸し網皿、蒸し鍋(茶碗蒸しを蒸すサイズ)、キッチンタオル、タレを作る際の別鍋、フライパンを用意します。

作り方の手順に入ります。まず、土しょうがを細かく切り刻みます。これはかなり疲れます。また板の上でとんとんとたたくように刻みます。それからキッチンペーパーに細かく切り刻んだ土しょうがを包んでボールに液状に絞り込みます。それから赤みそ8グラム入れます。そこからペースト状になるまで泡だて器でかき混ぜ、塩、砂糖を適量入れます。これはなるべく少な目にしてください。入れ過ぎると辛くなります。そこからまた料理酒大さじ1杯加え、もっとペースト状になるまでかき回します。

ペース状になったボールに入った鶏胸肉を蒸し網皿に入れ、肉をよくならし、それから蒸し鍋に入れる用意をします。その下に錦のキッチンタオルをしいて、スープ皿を受け皿として置き、20分~30分ガスコンロで中火で蒸します。この際気を付けなければならないのは、キッチンタオルがガスに燃え移らないように気を配ることです。たまには鍋の様子を見ます。かなりの熱なので、火傷には注意してください。

20分~30分たって蒸し終わったら、鶏肉になじませたみそ等が蒸し網皿の下のスープ皿にぽたぽた落ちてスープ状になっています。まだ蒸しあがったばかりなので、取り出すのは大変危険なので、ほとぼりがさめてからがいいでしょう。スープ皿に入ったスープはタレとして作るので、別鍋に移し替えます。

別鍋に移したスープ状になったタレは片栗粉(小さじ1)を入れてトロミがつくまで煮ます。蒸した後の鶏肉はサラダ油小さじ半分でフライパンで中火に焼きます。その際、フライパンにふたをしてください。火の加減はたまには弱火にしてください。すぐに焦げてしまいます。油断しないでください。

鶏胸肉に適当な焦げ目がついたところで皿に盛りつけ、トロミがついたタレをかけて出来上がりです!ちなみに我が家の付け合わせはトマト、ブロッコリー、ゆで卵、うさぎリンゴが多いです。

以上が「鶏の胸肉のみそ焼き」の作り方についてご紹介いたしました。私がこの料理を覚えたきっかけは母は所持していたある料理の本でした。母が丁度私くらいの年代に買ったものですので、もう今は処分してありません。残念ですが、この料理は母が40代の頃のレシピなので、インターネットには載っていません。

感想的には鶏肉料理の中では一番手間がかかり、はっきり言って面倒くさい部分が多いです。特に最初の土しょうがを粉々にしてキッチンペーパーで絞る作業なんかがそうですね。手は汚れるし、しょうがで臭くなるし。この料理法を知っているのは母以外でしたら私と妹だけだと思います。この料理を根気よく教えてくれた母に感謝しています。

鶏肉は消化がよく、牛や豚よりカロリーが低いので、我が家では重宝がられてます。から揚げはカロリーが高くなるので、みそ焼きの他に手羽先の塩焼きなどもお勧めです。