自己流?私の友人から言われたかわったあり合わせ夕飯とは?

もう1つ私には自己流のあり合わせ調理法がありました。これは母から教わったものでも何でもありません。自分勝手にやりだしたことです。この調理法は高校生の時、テスト勉強の合間に夜食?おやつ?として作っていたものです。

夕飯の1つでもありました。どうしても母の作った夕飯に嫌いなものが混じっていて、母から「嫌いなら自分に相応しいもの作りなさい。」と言われたことがきっかけになりました。でも本当には人には笑われたくなくて、非公開にしようかと思ったのですが、この際思い切ってその自己流のあり合わせ調理法についてご紹介します!

この紹介には正直勇気が要りました。その自己流あり合わせ夕飯兼夜食とは?元々インスタントラーメン類を買わない母は、そういった類のものは全て否定派だったのです。ですからインスタントラーメンを買ってくれないので、私が自分のおこずかいで買っていたのです。今も存続している日清ラーメンの「チキンラーメン」!この商品がお湯をかけてラーメンを食べると言われてるインスタントラーメンの元祖です。今でも販売されています。人気のある商品はいつの時代も愛され続け、スーパーの店頭に並んでいます。

TVのCMではいつも生卵をのせてお湯をかけるという設定になってますが、私の場合は少し違うのです。鍋にチキンラーメンを入れてお湯でゆでて、麺を柔らかくしてベトベトになるまで煮詰めます。それで卵を入れてご飯を混ぜると言う作り方なんです。作り方自体は本当に簡単なんですけど、名前は「ラーメン雑炊卵味」です。

母、妹、友人たちにそれを試食してもらったら、「不味くはないけど、ごはんと麺で満腹感を通り越して量が多すぎる。」と言うことです。でも私にとってはかけがえのない自己流の夕飯兼夜食なんです。確かにごはんと麺の両方が混じってますので、量は多いのですがこの満腹感を通り越す何とも言えない快感が私にはあったのです。他の人達には一切感じなかったみたいです。

チキンラーメンでだけでなく、カップヌードルでも同じ調理法をしていました。カレーヌードルが一番好きだった私は卵を混ぜたことにより、自分だけで美味しさが増した!と自己満足になっていました。(笑)

友人たちに話すと「○○ちゃん(私の名前)は変わってるな~!!もしかしてお母さんゆずり?」なんて言われたりして。「でも私のお母さんはインスタントラーメンは嫌いだから、そういうことはしないよ。これは私が自分で勝手にやりだしたんだ。」と話したら友人たちは「へえ~、○○ちゃん(私の名前)はラーメン雑炊が好きなんだね。だからそういうこと出来るんだね。私等ではとても食べきれないから、作れない。」とも言われました。私の母方の従兄でもラーメン好きな男の子がいて、いつも学校から帰るとおやつ代わりにラーメンを作って食べてた話を聞いたことがあります。夕飯も一人前平らげてしまうほど食欲のある従兄。彼はおやつにラーメンを食べ続けたせいか、今ではすっかり相撲のような力士体型になってしまい、全然痩せられないそうです。

私が友人から変わってると言われたあり合わせ夕食は「ラーメン雑炊卵味」のみです。野菜はネギのみでした。母によく何を作るのにも野菜を入れるようにと言われてたので。

でも当時は楽しかったです。おこずかいで自分の好きなあり合わせ夕食を作っていました。インスタントラーメンという身近な物で自己流に勝手に作って楽しんで味わっていた私。今ではすっかり作ることはなくなりましたが、10代ではまだまだ本格的な料理は出来なかったこともあり、自己流で勝手に作ってたのは遊びの1つだったとも言えるかもしれません。